第16回:長岡/ながおか

長岡,ながおか

全国で「長岡」の付く地名は745件あり、新潟県2位の人口を有する「新潟県長岡市」が平成の大合併などもあり584件と群を抜いています。続いて「高知県長岡郡」が86件、「長岡京」のあった「京都府長岡京市」が39件などが目立ちますが、「北海道」,「九州」を除いて全国に点在します。地形由来の場合の「岡 (丘)」は山よりも低く傾斜も緩やかな小高い土地。「長岡」であれば小高い土地が長く続くということになりますが、人工的な土地(古墳,造成地)なども含まれるようです。

当ページデータ:2015/02/27(日本郵政更新データ使用)

当ページ更新日:2015/03/31


▼新潟県長岡市
1616年に「堀 直寄」が80,000石をもって古志郡の旧「蔵王堂藩」領に入り「長岡藩/ながおかはん」を立藩。過去の「蔵王堂城」が信濃川に面し水害が多発していたこともあり、信濃川から少し離れた「長岡:現長岡駅周辺」に新城を築いています。長岡藩は立藩から複数領主によって明治時代まで存続、廃藩以降も地名は残され現代に至っています。また1633年から1649年にかけて京都で「山城長岡藩」が成立したこともあり、区分表記として「越後長岡藩」があります。
「長岡城」を築いた地域は信濃川周辺より僅かに標高が高い程度であり。東南側の「悠久山」周辺から小高い地域となっていますが、築城時の「長岡」が何処を意味するのかなど詳細は不明のようです。

▼高知県長岡郡
「長岡郡本山町」にある「西大寺」の旧境内で発見された「木簡」に「長岡」という文字があります。「木簡」は少なくとも771年以前のものとされ、地名も当時から存在したと推定されています。
「長岡」という地名に当時の氏族や寺社名との関連は見い出せず、地形由来の地名と思われます。しかし周囲には1,000m級の山々が連なり、同地域周辺が当時の「長岡」なのか、更に南部地域を意味するのか、または異なる地形だったのかなどは不明です。

▼京都府長岡京市
784年から794年まで「都/みやこ (首都)」があり、「長岡京」の地名は現代でも「長岡京市」として引き継がれています。遷都した「桓武天皇」には末裔とされる「長岡氏族」が存在しますが、「長岡氏族」は「長岡京」よりも後世の系譜であり、遷都当時は地形由来の地名と思われます。
「長岡京」は「山城国乙訓郡」にあり、現在の「京都府」では「向日市」,「長岡京市」,「京都市西京区」に相当、西側には「西岡」とも呼ばれた丘陵地帯があります。

▼京都府京都市伏見区桃山長岡越中北町
※他に「桃山長岡越中東町」,「桃山長岡越中南町」があり、「桃山長岡越中東町」は「桓武天皇柏原陵/かんむてんのうかしわばらのみささぎ」がある「伏見区桃山町永井久太郎/ふしみくももやまちょうながいきゅうたろう」と隣接しています。
「長岡」は「細川 幽斎/ほそかわ・ゆうさい」の当時の氏名「長岡 藤孝/ながおか・ふじたか」に由来、「桃山」は伏見区の山の名前、または「伏見城」の別名に由来、「越中」は周辺の知行を許された「長岡 藤孝」の役職名に由来とされています。

▼栃木県宇都宮市長岡町
地名の成立時期は不明ですが、同町には7世紀の古墳と推定されている「長岡百穴古墳/ながおかひゃくあなこふん」があります。同古墳は相当損傷していますが、「宇都宮丘陵」の南部「戸祭山」の北西地域、田川と釜川に挟まれた地域に現存します。

▼伊豆の国市長岡
1934年11月3日の町制施行により「伊豆長岡町」が成立、2005年4月1日に「韮山町」,「大仁町」と合併して「伊豆の国市」の一部となっています。
「長岡地区」ではが明治時代に温泉が開湯され、後に「古奈温泉」などと合併していますが、同温泉は「伊豆長岡温泉」として名称が継続されています。
「長岡」は明治時代以降の地名ですが、周囲には標高の低い山が複数あり、地名由来と思われます。

▼東京都西多摩郡瑞穂町長岡
他に「西多摩郡瑞穂町長岡長谷部」,「西多摩郡瑞穂町長岡下師岡」,「西多摩郡瑞穂町長岡藤橋」があります。
1889年4月1日の町村制施行に伴い、「長谷部新田」と「下師岡新田」が合併、2つの村名を合成した「長岡村」が成立、合併や村名廃止などを経て現在「西多摩郡瑞穂町長岡○○」の4地域に地名が残されています。

▼参照サイト

長岡藩/ながおかはん

長岡郡/ながおかぐん

長岡城/ながおかじょう

長岡京市/ながおかきょうし

長岡百穴古墳:栃木県宇都宮市長岡町/ながおかひゃくあなこふん

伊豆長岡町:旧町名/いずながおかちょう

伊豆長岡温泉/いずながおかおんせん

長岡村(旧地名:東京府)/ながおかむら






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