当ページ更新日:2017-04-25
「次期学習指導要領等の改訂案(2020年)」では、小学3年からキーボード入力に慣れ親しませる方針とのこと。これは外国語教育やローマ字の問題とは別の問題と考えられます。そして別であることを明確にしないと、現場や子供たちが混乱するとも推測できます。目的を「プログラミングに興味を持たせる」、「情報社会に主体的に対応できる人材を育てる」とすれば、日本語の変換方法は自由であり問題とはなり得ません。
左:キーロガーによる記録ファイル健全な目的の場合も理論的には同様画像:Wikimedia右:内キーロガーに対する啓蒙写真悪意目的に対する注意喚起画像:Flickr
現在の情報通信機器の利用において、セキュリティ従事者以外は受動的(悪く言えば従属的)です。特に日本では情報セキュリティに関して無関心とまで言われ、少ないプログラマーが悪戦苦闘しているのが実情です。誤解を恐れず表現すれば「IT犯罪者の方が機器の利用に関しては主体的」とも言えます。子供たちに「プログラミング」を教える試みは民間では既に始まっています。義務教育では「プログラミングによって何ができるか」を楽しい環境で始めれば、「子供たちは柔軟」であり、現状よりは「プログラミングに興味を持つ子供たち」が育つ、と考えられます。「マイクロソフト」の創始者「Bill Gates/ビル・ゲイツ」は、不器用に指1本でキーボードを操作していたとの逸話があります。本人の謙遜もあるとは思いますが、プログラミングは入力スピードではなく、「何ができるか」から「どのような危険が発生するか」を考える時間が殆ど全て、を象徴する逸話とも言えます。
「キーロガー」はハードウェアも含め、「データのバックアップ」、「セキュリティ(情報流出の監視目的)」などが本来の目的ですが、一方で「個人情報侵害」から「パスワード」流出による経済事件などの問題も含んでいます。
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