当ページ更新日:2017-04-25

ローマ字/概要

ローマ字/概要

1954年12月9日に「ローマ字のつづり方」として、「まえがき」,「第1表」,「第2表」,「そえがき」を併せて内閣告示。その後に各省庁などで改訂作業が進みますが、「内閣」,「国土地理院」による「各種地図」は告示「第2表」も併用。「国際標準化機構」による「国際規格(ISO3602)」、「経済産業省工業技術院」による「日本工業規格(JISZ8301-1990)」、「学術審議会」による「学術用語」などは同告示に準拠。「外務省」による「国際旅券(パスポート)」、「海上保安庁水路部」、「日本地質学会」、「総務省統計局」、「気象庁」、「国土交通省」による「道路標識」などは「ヘボン式」に準拠。また地方自治体においては、独自に指標を設定する場合が多いようです。

参考画像

1段目:1954年内閣告示まえがき
2段目/左;内閣告示第1表
2段目/右:内閣告示第2表
3段目:内閣告示そえがき
※公的資料を画像処理


ローマ字/概要

1954年内閣告示の補足説明

まえがき:1
日常の「国語(文章)」でローマ字表記をする場合について。
※実際に公的文章で使用されることは皆無となり、人名,地名などの固有名詞で使用されているのが実情。

まえがき:2
国際関係や国内慣例に適合しない場合、「第2表」を併用しても構わない。

まえがき:3
第2表を使用する場合でも、第1表と同様、「添え書き」にある事項は共通。

そえがき:1
撥音(はつおん=はねる音)の中で「ん(ン)」を使用する場合は「n」を使用する。例えば駅名表示では、「新宿/Shinjuku」が内閣告示に一致。「新橋/Shimbashi」は例外表示。但し、道路看板などでは「新橋/Shinbashi」があり、「ヘボン式」の種類によっては「m」表記も間違いではない。

そえがき:2
撥音の後に、母音または「や(ヤ)」行の子音がある場合、誤読の恐れがあるので「'(アポストロフィ)」を挿入する。
撥音+母音では「新赤坂」をローマ字「Shinakasaka」とした場合、外国人が「しなかさか」と誤読する可能性があり、また撥音+子音では、「新吉田」をローマ字「Shinyosida」とした場合、外国人が「しにょうしだ」と誤読する可能性があります。これらの防止策として「Shin'akasaka」,「Shin'yoshida」と表記する指標ですが、実際には同告示以前から使用されていたハイフォン付きの使用が多く、「Shin-Akasaka」,「Shin-Yoshida」などの表記が一般的となっています。

そえがき:3
促音(そくおん=つまる音)を使用する場合は子音を重ねる。例えば「富津市/ふっつし」のローマ字表記では「Futtsushi」などで表記する。

そえがき:4
長音(ちょうおん=のばす音)を使用する場合、文字の上に「サーカムフレックス(^)」を付ける、または母音を重ねるとする指標。現在日本語地名では長音はカタカナ地名のみですが、発音として「大阪/おーさか」などの場合があります。この場合の指標ですが、実際の運用では同告示以前から使用されていた「マクロン( ̄)」、または「Oosaka」、または「Osaka」などの表記が使用されています。特に近年においてはインターネットでの文字化け(または万能表記の難しさ)などがあり、「サーカムフレックス」,「マクロン」の使用は少なくなっていますが、印刷物,標識などには残存しています。

そえがき:5
特殊音の表記方法を自由とする指標。「日本式ローマ字」にある「kwa/くゎ(クヮ)」,「gwa/ぐゎ(グヮ)」など、国際的には特殊表記となる表記に対する指標と思われますが、広範囲な「特殊音」に相当する可能性もあり詳細は不明です。

そえがき:6
大文字,小文字の指標ですが、「文書の語頭を大文字にする」は現在ローマ字文章が皆無状態、また固有名詞の大文字,小文字も実際には自由に表記されています。


訓令式/ヘボン式/日本式

各々に長所,短所があるようですが現状が良いとは言えません。次回以降は未来に視点をおき、賛否両論も併せて紹介したいと考えていますので、宜しくお願い致します。


関連リンク:別窓

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ローマ字/長音記号/関連ページ:当サイト

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ローマ字/パスポートの現状/関連ページ:当サイト

ローマ字/ローマ字表記:ウィキペディア

マクロン/長音記号:ウィキペディア

サーカムフレックス/長音記号:ウィキペディア

ISO3602/日本語ローマ字表記の国際規格:ウィキペディア

ローマ字/円記号とキーボード/関連ページ:当サイト






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