当ページ更新日:2017-02-01

元号と改元

元号と改元

日本には「平成」,「昭和」,「大正」などの元号がありますが、元号を変更する「改元」では、歴史上その理由,方法に幾つかの種類があり、近代社会においては関係法律などとも関連付けされています。
明治の改元では、改元後の1873年(明治6年)に「太陽暦」の導入という特殊事情があり、ここでは別区分としています。

改元日

年単位:1月1日から

立年改元
改元の必要が生じた場合、布告された年の元日に戻って新元号の元年とする方法。例えば3000年の元号が「△△」、3000年7月1日に改元の必要が発生した場合、3000年1月1日に戻って元号「○○」と変更します。

踰年改元,越年改元
改元の必要が生じても年の末日までを旧元号、翌年の元日から新元号とする方法。例えば3000年の元号が「△△」、3000年7月1日に改元の必要が発生した場合、3001年1月1日から元号「○○」と変更します。



日付単位

即日改元
改元の必要が生じた場合、当日を新元号の元年とする方法。同方法では当日の午前0時に戻って新元号の元年とします。例えば3000年の元号が「△△」、3000年7月1日23時(午後11時)に改元の必要が発生した場合、3000年7月1日午前0時に戻って元号「○○」と変更します。

翌日改元
改元の必要が生じた場合、翌日を新元号の元年とする方法。同方法では翌日の午前0時から新元号の元年とします。例えば3000年の元号が「△△」、3000年7月1日23時(午後11時)に改元の必要が発生した場合、3000年7月2日午前0時から元号「○○」と変更します。



特殊例

明治改元
江戸時代「慶応」から「明治」への改元では、上記4方法から当初「即日改元」が行われています。
具体的には、「慶応4年9月8日(参考旧暦:1868年10月23日)」を「明治元年1月1日」とします。
しかし日本では1873年(明治6年)1月1日から太陽暦の導入があり、「明治元年1月1日」は新暦1868年1月25日に相当。したがって同期間に作成済の文書などは太陽暦導入前の年月日であることが一般的です。
また「明治」への改元は「明治天皇即位」による改元ではないので、下記「主な改元理由」を参照ください。


主な改元理由

代始改元
新天皇即位などの具体例として、「平成」,「昭和」,「大正」など。将軍死去などの具体例として、「徳川家継」死去による江戸時代「享保」改元など。

祥瑞改元
吉事を理由とする場合。具体例として、飛鳥時代「和銅」,奈良時代「養老」など。

災異改元
凶事を理由とする場合。例えば、自然災害(大地震など)、人的災害(大火災など)、政変(桜田門外の変など)、社会不安(疫病,彗星出現,黒船来航など)。また複合的な理由の場合もあり、具体例として、「明治」,江戸時代「安政」など。

革年改元
政治変革が起こる運にあたる年という中国伝来の思想から、「三革」を区切りとする改元。「革令(甲子の年)」、「革運(戊辰の年)」、「革命(辛酉の年)」、という分類方法があります。
革令
甲子(きのえね,こうし,かっし)=1864年,1924年,1984年など
具体例として、1864年の江戸時代「元治」改元など。
革運
戊辰(つちのえたつ,ぼしん)=1928年,1988年,2048年
過去に具体例なし
革命
辛酉(かのととり,しんゆう)=1921年,1981年,2041年
具体例として、1861年の江戸時代「文久」改元など。


憲法,法律との関係

1889年「大日本帝国憲法(明治憲法)」施行より以降では、「大正」,「昭和」の改元が「代始改元」。第二次世界大戦後に「日本国憲法」施行,「皇室典範」改正があり、元号に対する法的根拠は一度消失。その後1979年(昭和54年)施行の元号法により、皇位継承があった場合に限り元号を変更となっています(平成28年/2016年末現在)。


関連リンク:別窓

改元/かいげん:ウィキペディア

元号/げんごう:ウィキペディア

元号/一覧:ウィキペディア

明治元年/近代の改元:ウィキペディア

足利義満/室町時代将軍:ウィキペディア


姉妹サイト

  • 日本の島々
  • HP制作ヒント&PCニュース
  • 電話番号検索&国際電話情報
  • 日本・世界の伝統色&ウェブカラー
  • 洋楽データベース
  • MyAdviser専門家検索
  • Copyright © 検索エンジンJapanPost
    ページトップへ